菅野智之2年連続「沢村賞」獲得!選考基準全7項目クリア!

巨人・沢村栄治さんをたたえて先発完投型の本格派投手をに贈られる最高の賞「沢村賞」。

この「沢村賞」の選考委員会が10月29日に東京都港区のグランドプリンスホテル高輪で行われました。

2018年「沢村賞」に選ばれたのは巨人・菅野智之投手(29歳)でした。

2年連続での受賞となった菅野智之投手には金杯と副賞300万円が贈られました。

2年連続での沢村賞受賞は1995・1996年の巨人・斎藤雅樹選手以来5人目の快挙となりました。

今シーズンの目標として「沢村賞全項目クリア」を挙げていた菅野智之投手。

有言実行を果たした巨人エースへの来シーズン以降の期待も高まりました。

堀内恒夫委員長は

「3年連続を目指して頑張ってほしい」

と3年連続史上2人目の快挙にも期待を寄せました。

分業制が進む中で、今シーズンから7回自責点3以下の基準を設けたものの、従来の7項目全てをクリアした菅野智之投手。

8完封を含む10完投という素晴らしい成績に5人の選考委員は全会一致。

〈選考基準:7項目〉

カッコ内が菅野智之投手の結果になります。

  1. 勝利数:15勝以上【15】
  2. 奪三振数:150以上【200】
  3. 完投試合数:10【10】
  4. 防御率:2.50以下【2.14】
  5. 投球回数:200以上【202】
  6. 登板数:25以上【28】
  7. 勝率:6割以上【.652】

〈選考委員:5名〉

  • 堀内恒夫
  • 平松政次
  • 北別府学
  • 村田兆治
  • 山田久志

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沢村賞とは

正式名称は「沢村栄治賞」。

読売ジャイアンツの伝説の大投手である故沢村栄治投手を記念して制定された賞。

1年間のシーズンにおいて最も優れた先発完投型の投手に贈られる特別な賞です。

2リーグに分かれた1950年からはセ・リーグの選手だけが選考対象でした。

しかし、1989年からセ・パ両リーグに広げられました。

当時、沢村賞の選考は記者投票で行われていました。

しかし、1982年から沢村賞受賞経験者らによる選考方法に変更となりました。

〈歴代沢村賞受賞投手一覧〉

  • 1947年:別所昭(南海)
  • 1948年:中尾碩志(巨人)
  • 1949年:藤本英雄(巨人)
  • 1950年:真田重男(松竹)
  • 1951年:杉下茂(名古屋)
  • 1952年:杉下茂(名古屋)
  • 1953年:大友工(巨人)
  • 1954年:杉下茂(中日)
  • 1955年:別所毅彦(巨人)
  • 1956年:金田正一(国鉄)
  • 1957年:金田正一(国鉄)
  • 1958年:金田正一(国鉄)
  • 1959年:村田実(大阪)
  • 1960年:堀本律雄(巨人)
  • 1961年:権藤博(中日)
  • 1962年:小山正明(阪神)
  • 1963年:伊藤芳明(巨人)
  • 1964年:Gバッキー(阪神)
  • 1965年:村田実(阪神)
  • 1966年:村田実(阪神)・堀内恒夫(巨人)
  • 1967年:小川健太郎(中日)
  • 1968年:江夏豊(阪神)
  • 1969年:高橋一三(巨人)
  • 1970年:平松政次(大洋)
  • 1971年:該当者なし
  • 1972年:堀川恒夫(巨人)
  • 1973年:高橋一三(巨人)
  • 1974年:星野仙一(中日)
  • 1975年:外木場義郎(広島)
  • 1976年:池谷公二郎(広島)
  • 1977年:小林繁(巨人)
  • 1978年:松岡弘(ヤクルト)
  • 1979年:小林繁(阪神)
  • 1980年:該当者なし
  • 1981年:西本聖(巨人)
  • 1982年:北別府学(広島)
  • 1983年:遠藤一彦(大洋)
  • 1984年:該当者なし
  • 1985年:小松辰雄(中日)
  • 1986年:北別府学(広島)
  • 1987年:桑田真澄(巨人)
  • 1988年:大野豊(広島)
  • 1989年:斎藤雅樹(巨人)
  • 1990年:野茂英雄(近鉄)
  • 1991年:佐々岡真司(広島)
  • 1992年:石井丈裕(西武)
  • 1993年:今中慎二(中日)
  • 1994年:山本昌広(中日)
  • 1995年:斎藤雅樹(巨人)
  • 1996年:斎藤雅樹(巨人)
  • 1997年:西口文也(西武)
  • 1998年:川崎憲次郎(ヤクルト)
  • 1999年:上原浩治(巨人)
  • 2000年:該当者なし
  • 2001年:松坂大輔(西武)
  • 2002年:上原浩治(巨人)
  • 2003年:井川慶(阪神)・斉藤和巳(ダイエー)
  • 2004年:川上憲伸(中日)
  • 2005年:杉内俊哉(ソフトバンク)
  • 2006年:斉藤和巳(ソフトバンク)
  • 2007年:ダルビッシュ有(日本ハム)
  • 2008年:岩隈久志(楽天)
  • 2009年:涌井秀章(西武)
  • 2010年:前田健太(広島)
  • 2011年:田中将大(楽天)
  • 2012年:攝津正(ソフトバンク
  • 2013年:田中将大(楽天)
  • 2014年:金子千尋(オリックス)
  • 2015年:前田健太(広島)
  • 2016年:Kジョンソン(広島)
  • 2017年:菅野智之(巨人)
  • 2018年:菅野智之(巨人)

〈過去連続受賞者〉

3年連続

  • 金田正一(国鉄)

2年連続

  • 杉下茂(名古屋)
  • 村山実(阪神)
  • 斎藤雅樹(巨人)
  • 菅野智之(巨人)

沢村栄治 巨人大投手の経歴

1917年2月1日に三重県宇治山田市に生まれた沢村栄治さん。

京都商業(現京都学園)に進学し速球投手として注目を集める有名投手でした。

1934年に全日本チームに選出され来日したアメリカ大リーグ選抜と試合を行いました。

静岡草薙球場で対戦した沢村栄治さん。

ベーブ・ルース選手やルー・ゲーリック選手らのいる超一流打者に沢村栄治さんは好投。

ゲーリック選手のホームランで1-0で惜敗したものの沢村栄治さんの好投は今でも語り伝えられています。

1936年には東京巨人(現読売ジャイアンツ)のエースとして活躍。

巨人の初優勝に貢献した沢村栄治さん。

1937年春季シーズンには24勝4敗の成績を残し最高殊勲選手輝きました。

落差の大きいカーブと豪速球で数々の記録を残されました。

沢村栄治さんは兵役に2度就いたため、巨人での実働は5年間しかありませんでした。

1944年12月に台湾沖で戦死された沢村栄治さん。

1947年に沢村栄治さんの名を冠した「沢村賞」を制定。

一時はセ・リーグの投手だけが対象でしたが現在はパ・リーグの投手も対象となっています。

沢村栄治さんの背番号「14」は巨人の永久欠番として多くの人に語り継がれています。

〈通算成績〉

  • 登板試合数:105試合
  • 投球回数:765回1/3
  • 63勝22敗
  • 防御率1.74
  • 奪三振数:554奪三振
  • 完投:65回
  • 完封:20回

〈獲得タイトル〉

  • 最多勝:2回
  • 最優秀勝率:1回
  • 最高勝率:1回
  • 最多奪三振:2回
  • 最高殊勲選手:1回

〈野球殿堂〉

  • 第1回野球殿堂入り

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