2020年3月19日から聖地・甲子園で開幕する選抜高校野球2020。
履正社高校の甲子園初制覇で幕を閉じた夏の甲子園から束の間、選抜高校野球2020を目標に新チームが始動し始めました。
各地区の秋季大会、そして明治神宮大会と激闘を繰り広げ、刻一刻と選抜高校野球2020の開幕が近づいてきています。
そこで今回は、選抜高校野球2020の優勝候補を予想していきたいと思います。
各地区の優勝校や明治神宮大会の覇者がいる中で、どこの高校が選抜高校野球2020の頂点に近いのか予想していきたいと思います。
更に、選抜高校野球2020の出場校と注目選手もピックアップしてみていきましょう。
選抜高校野球2020優勝候補は“近畿代表”と予想!
2020年3月19日(木)に聖地・甲子園で開幕する「選抜高校野球2020」。
各地区の秋季大会・明治神宮大会を終え各地区の出場校が予想されていますが、優勝候補は果たしてどこなのでしょうか⁉︎
ここでは、出場校発表前ではありますが、選抜高校野球2020の優勝候補を予想していきたいと思います。
◇優勝候補予想は「近畿代表〇〇高校⁉︎」
選抜高校野球2020における優勝候補は、
『近畿代表・大阪桐蔭高校』
だと予想します。
昨年夏の甲子園を制した履正社高校や、ベスト4進出を果たした明石商業高校が集う近畿地区。
しかし、秋季大阪府大会を圧倒的な強さで制した大阪桐蔭高校は、選抜高校野球2020では優勝候補筆頭であると言えます。
理由としては、豪快なバッティングをする右の強打者・西野力矢選手をはじめに、船鬼烈士選手や仲三河優太選手などの強打者が多く揃っている大阪桐蔭高校。
新チームとなってからの打線は、上位打線から下位打線までの9人全員がホームランを打つ事ができる強打者ばかりです。
また、ドラフト候補である左腕・藤江星河投手など投手層も厚く、投打で期待できる選手が多く在籍しています。
また守備面においても、二遊間を務める加藤巧也選手と伊藤光亮選手をはじめとした高い守備力も定評があります。
そして、昨年の悔しさを経験していることや、履正社高校の甲子園初制覇も選手たちの意志を高める原動力となっているはずです。
このような理由から、選抜高校野球2020の優勝候補として近畿代表・大阪桐蔭高校をあげています。
まだ、選抜高校野球2020の出場校は発表されていませんが、大阪桐蔭高校の躍進には大きな注目が集まりそうです。
▽大阪桐蔭「秋季大会/結果」
~大阪府大会~
- 決 勝:対 履正社/6-9◯ 優勝
- 準決勝:対 初芝立命館/2-13◯
- 準々決:対 上宮/0-11◯
- 5回戦:対 近大付/1-9◯
- 4回戦:対 大産大附/0-12◯
- 3回戦:対 岸和田/2-13◯
- 2回戦:対 渋谷/0-24◯
~近畿地区大会~
- 決 勝:対 天理/12-4●
- 準決勝:対 智辯学園/5-6×◯
- 準々決:対 明石商業/3-4◯
- 1回戦:対 立命館守山/1-19◯
選抜高校野球2020「出場校」は⁉︎
選抜高校野球2020の開幕前に、各地区の出場枠の内訳や出場校をみていきたいと思います。
尚、選抜高校野球2020の出場校の発表は、2020年1月24日(金)に発表となりますので、発表後に記載させていただきます。
◇選抜高校野球2020「出場枠/内訳」
- 北海道地区 ▷ 1枠
- 東北地区 ▷ 2枠
- 関東地区・東京 ▷ 6枠
- 東海地区 ▷ 3枠(※明治神宮大会1枠含む)
- 北信越地区 ▷ 2枠
- 近畿地区 ▷ 6枠
- 中国地区・四国地区 ▷ 5枠
- 九州地区 ▷ 4枠
- 21世紀枠 ▷ 3枠
以上が、選抜高校野球2020の各地区の出場枠の内訳になります。
出場校数は各地区の
- 一般選考「28校」
- 21世紀枠「3校」
- 明治神宮大会枠「1校」
の『全32校』で、令和初の選抜王者を決める大会が開幕します。
◇選抜高校野球2020「出場校一覧」
▶︎北海道地区[1枠]
- 白樺学園(北海道)[初出場]
▶︎東北地区[2枠]
- 仙台育英(宮城)[3年ぶり13回目]
- 鶴岡東(山形)[41年ぶり2回目]
▶︎関東地区・東京[6枠]
- 健大高崎(群馬)[3年ぶり4回目]
- 山梨学院(山梨)[2年連続4回目]
- 東海大相模(神奈川)[2年ぶり11回目]
- 桐生第一(群馬)[4年ぶり6回目]
- 花咲徳栄(埼玉)[4年ぶり5回目]
- 国士舘(東京)[2年連続10回目]
▶︎東海地区[3枠]※明治神宮大会1枠含む
- 中京大中京(愛知)[10年ぶり31回目]
- 県岐阜商(岐阜)[5年ぶり29回目]
- 加藤学園(静岡)[初出場]
▶︎北信越地区[2枠]
- 星 稜(石川)[3年連続14回目]
- 日本航空石川(石川)[2年ぶり2回目]
▶︎近畿地区[6枠]
- 天 理(奈良)[5年ぶり24回目]
- 大阪桐蔭(大阪)[2年ぶり11回目]
- 履正社(大阪)[2年連続9回目]
- 智弁学園(奈良)[2年ぶり13回目]
- 明石商業(兵庫)[2年連続3回目]
- 智弁和歌山(和歌山)[3年連続14回目]
▶︎中国地区・四国地区[5枠]
- 倉敷商(岡山)[8年ぶり4回目]
- 鳥取城北(鳥取)[8年ぶり2回目]
- 広島新庄(広島)[6年ぶり2回目]
- 明徳義塾(高知)[2年ぶり19回目]
- 尽誠学園(香川)[18年ぶり7回目]
▶︎九州地区[4枠]
- 明 豊(大分)[2年連続4回目]
- 大分商(大分)[23年ぶり6回目]
- 創成館(長崎)[2年ぶり4回目]
- 鹿児島城西(鹿児島)[初出場]
▶︎21世紀枠[3枠]
- 帯広農(北海道)[初出場]
- 磐 城(福島)[46年ぶり3回目]
- 平 田(島根)[初出場]
選抜2020出場校 決定!!!
~追記:主な日程~
- 1月24日(金) ▷ 出場校決定
- 3月13日(金) ▷ 組み合わせ抽選会
- 3月19日(木) ▷ 開 幕
- 3月27日(金) ▷ 準々決
- 3月28日(土) ▷ 休養日
- 3月29日(日) ▷ 準決勝
- 3月30日(月) ▷ 休養日
- 3月31日(火) ▷ 決 勝
選抜高校野球2020「注目選手」をピックアップ
いよいよ開幕間近となった選抜高校野球2020。
ここでは、選抜高校野球2020に出場が濃厚な高校の中から、「注目選手」を何名かピックアップしたいと思います。
◇伊東光亮(大阪桐蔭/3年)
攻守揃ったプロ注目のショート。
新チームからショートのレギュラーとして活躍し、秋の近畿大会では打率.500、本塁打1本、打点5をマーク。
グラブ捌きも安定し、プロスカウトから守備面でも好評価を獲得している注目の選手。
◇西川僚祐(東海大相模高校/3年)
高校通算53発を誇るプロ注目の右の強打者。
恵まれた体格で、力のある投手に対してもパワー負けする事がなく、逆方向にもホームランを打つことのできる選手。
打撃センスに加え、肩も強いため攻守に渡り注目が集まる選手です。
◇高橋宏斗(中京大中京/3年)
明治神宮大会優勝投手でもあり、ドラフト2020期待の選手。
最速150km/hのストレートを武器に、縦スライダー、スプリット、2シームと変化球を操り、打者を翻弄していく将来性の高い選手です。
修正力も高く、平成の怪物・松坂大輔選手以上の声も上がるほどの逸材です。
◇来田涼斗(明石商業/3年)
1年春から外野手のレギュラーを担うチームのリードオフマン。
脚力を武器に広い守備範囲も魅力の一つであり、打撃では右左関係なく強い打球を飛ばせる選手です。
能力・将来性と非常に高い選手であり、2020年のドラフト会議においても上位指名候補の選手です。
以上が、選抜高校野球2020における「注目選手」になります。
まだ、どこの高校が出場するかはわかりませんが、上記でピックアップした選手は選抜を含め夏の甲子園・ドラフトにおいても注目が集まります。
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