“最強の格闘家”と称され、格闘技界にその名を轟かせてきたエメリヤーエンコ・ヒョードル選手。
数々の異名を持ち、その名の通り人類最強の男として数多くの戦績を残してきました。
その最強の格闘家・ヒョードル選手が、2019年12月29日(日)にさいたまスーパーアリーナで日本でのラストマッチを行います。
人類最強の男・ヒョードル選手の日本ラストマッチに、多くの格闘技ファンが注目しています。
そこで今回は、“最強の格闘家”の異名を持つヒョードル選手に着目していきたいと思います。
最強の格闘家・ヒョードル選手のプロフィールと一緒に、これまで残してきた戦績や獲得タイトルをみていきましょう。
日本でのラストマッチを前に、「人類最強の男」「60億分の1の男」の異名を持つヒョードル選手の軌跡をご紹介したいと思います。
ヒョードルは“最強の格闘家”
「最強の格闘家」と称され、圧倒的な強さで多くの格闘技ファンを魅了してきた
エメリヤーエンコ・ヒョードル選手。
これまで残してきた戦績や獲得タイトルをみる前に、ヒョードル選手のプロフィールを簡単にご紹介していきたいと思います。
◇プロフィール
エメリヤーエンコ・ヒョードル
(Fedor Emelianenko)
- [出 身]ウクライナ・ソビエト社会主義共和国
- [国 籍]ロシア
- [生年月日]1976年9月28日
- [身長/体重]183cm/104kg
- [所 属]チームヒョードル
- [階 級]ヘビー級
[通 称]
- ロシアン・ラストエンペラー
- The Last Emperor
- 60億分の1の男
- 人類最強の男
- 氷の皇帝
2000年代において「60億分の1の男」と称され人類最強の玉座に君臨したエメリヤーエンコ・ヒョードル選手。
プロデビュー戦となった2000年5月から約10年間“無敗”を誇り、その強さを世界中に轟かせました。
2002年にPRIDEに参戦すると、
- アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ選手
- ミルコ・クロコップ選手
- マーク・コールマン選手
- マーク・ハント選手
といった強者選手の挑戦をことごとく退けてきました。
また、第2代PRIDEヘビー級王者に輝き、圧倒的な強さでPRIDEヘビー級グランプリも制した実績を持ちます。
Affliction、Strikeforceといったアメリカの団体でも活躍。
しかし、2010年10月にファブリシオ・ヴェウドゥム選手に一本負けを喫してから立て続けに敗戦。
「引退」を口にすることもあったヒョードル選手。
しかし、最強の格闘家・ヒョードル選手はそれ以降も世界で戦い続け、現在もBellatorを主戦場に活躍を続けられています。
そして、2019年12月29日(日)には、さいたまスーパーアリーナで日本ラストマッチを開催することが決まり、多くの格闘技ファンが注目しています。
最強の格闘家・ヒョードル選手の闘いを日本で観る最後の試合になるため、1秒たりともその姿を見逃すわけにはいかないですね。
ヒョードル驚異の“戦績”まとめ
人類最強の強さであらゆる強者を退けてきた最強の格闘家・ヒョードル選手。
ここでは、最強の格闘家・ヒョードル選手の「戦績」をご紹介していきたいと思います。
ヒョードル選手の戦績をご存知ない方もいらっしゃると思いますので、日本ラストマッチの前にみていきましょう。
◇戦績まとめ
– リングス –
▽マルティン・ラザロフ【◯】
- 2000.5.21/1Rフロントチョーク
▽レヴォン・ラグヴィラーヴァ【◯】
- 2000.8.16/1Rチョークスリーパー
▽高田浩也【◯】
- 2000.9.5/1R KO
▽ヒカルド・アローナ【◯】
- 2000.12.22/5分2R+延長1R 判定
▽高阪剛【×】
- 2000.12.22/1R TKO
▽ミハイル・アポストロフ【◯】
- 2001.4.6/1Rチョークスリーパー
▽ケリー・ショール【◯】
- 2001.4.20/1R腕ひしぎ十字固め
▽レナート・ババル【◯】
- 2001.8.11/5分2R 判定
▽ボビー・ホフマン【◯】
- 2001.8.11/不戦勝
▽柳澤龍志【◯】
- 2001.10.20/5分3R 判定
▽リー・ハスデル【◯】
- 2001.12.21/1Rフロントチョーク
▽クリストファー・ヘイズマン【◯】
- 2002.2.15/1R TKO
– PRIDE –
▽セーム・シュルト【◯】
- 2002.6.23/3R 判定
▽ヒース・ヒーリング【◯】
- 2002.11.24/1R TKO
▽アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ【◯】
- 2003.3.16/3R 判定
▽エギリウス・ヴァラビーチェス【◯】
- 2003.4.5/2Rチキンウィングアームロック
▽藤田和之【◯】
- 2003.6.8/1Rチョークスリーパー
▽ゲーリー・グッドリッジ【◯】
- 2003.8.10/1R TKO
▽マーク・コールマン【◯】
- 2004.4.25/1R腕ひしぎ十字固め
▽ケビン・ランデルマン【◯】
- 2004.6.20/1Rチキンウィングアームロック
▽小川直也【◯】
- 2004.8.15/1R腕ひしぎ十字固め
▽アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ【ー】
- 2004.8.15/1R無効試合
▽アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ【◯】
- 2004.12.31/3R 判定
▽高阪剛【◯】
- 2005.4.3/1R TKO
▽ミルコ・クロコップ【◯】
- 2005.8.28/3R 判定
▽ズール【◯】
- 2005.12.31/1Rギブアップ
▽マーク・コールマン【◯】
- 2006.10.21/2R腕ひしぎ十字固め
▽マーク・ハント【◯】
- 2006.12.31/1Rチキンウィングアームロック
– INOKI BOM-BA-YA –
▽永田裕志【◯】
- 2003.12.31/1R TKO
– BodogFight –
▽マット・リンドランド【◯】
- 2007.4.14/1R腕ひしぎ十字固め
– やれんのか!大晦日! –
▽チェ・ホンマン【◯】
- 2007.12.31/1R腕ひしぎ十字固め
– Affliction –
▽ティム・シルビア【◯】
- 2008.7.19/1Rチョークスリーパー
▽アンドレイ・アルロフスキー【◯】
- 2009.1.24/2R KO
– Strikeforce –
▽ブレット・ロジャース【◯】
- 2009.11.7/2R TKO
▽ファブリシオ・ヴェウドゥム【×】
- 2010.6.26/1R腕ひしぎ三角固め
▽アントニオ・シウバ【×】
- 2011.2.12/2R TKO
▽ダン・ヘンダーソン【×】
- 2011.7.30/1R TKO
– M1 Global –
▽ジェフ・モンソン【◯】
- 2011.11.20/5分3R 判定
▽ペドロ・ヒーゾ【◯】
- 2012.6.21/1R KO
– 元気ですか‼︎大晦日‼︎ –
▽石井慧【◯】
- 2011.12.31/1R KO
– RIZIN –
▽シング・心・ジャディブ【◯】
- 2015.12.31/1R TKO
– ENF –
▽ファビオ・マルドナド【◯】
- 2016.6.17/5分3R 判定
– Bellator –
▽マット・ミトリオン【×】
- 2017.6.24/1R KO
▽フランク・ミア【◯】
- 2018.4.29/1R TKO
▽チェール・ソネン【◯】
- 2018.10.14/1R TKO
▽ライアン・ベイダー【×】
- 2019.1.26/1R KO
《 戦績 》
全45試合:38勝6敗
- (T)KO:13勝5敗
- 一 本:16勝1敗
- 判 定:8勝0敗
- その他:1勝
以上が、最強の格闘家・ヒョードル選手のデビュー戦からの全戦績まとめになります。
45試合を闘い、38勝6敗と恐ろしい戦績を持つヒョードル選手。
いくつか世界を代表する格闘家との動画を載せていますが、やはり最強の格闘家・ヒョードル選手の闘いは観るものを圧倒する闘いを繰り広げています。
上記の試合以外にも、歴史的名勝負はいくつもありますので是非ご覧になってみてください。
ヒョードルの獲得タイトルは?
最強の格闘家として格闘技界を湧かせてきたヒョードル選手。
最後にこれまでヒョードル選手が獲得してきた“タイトル”をご紹介していきたいと思います。
驚愕間違いなしのタイトルの数々を早速みていきましょう。
◇獲得タイトル
– プロ総合格闘技 –
- RINGSワールドタイトル決定トーナメント ヘビー級/優勝
- 初代RINGSヘビー級王座
- RINGSワールドタイトル決定トーナメント 無差別級/優勝
- 第5代RINGS無差別級王座。第2代PRIDEヘビー級王座
- PRIDE GRANDPRIX 2004/優勝
- 初代WAMMA世界ヘビー級王座
– 柔道 –
- 全ロシア柔道選手権/優勝
- ロシア国際トーナメント/優勝
- 全ロシア柔道選手権/優勝
- ロシア国際柔道選手権100kg級/3位
- ブルガリア国際柔道選手権100kg級/3位
– スポーツサンボ –
- Aクラス国際トーナメント/優勝
- ロシア軍スポーツサンボ選手権 重量級/優勝・無差別級/準優勝
- モスクワ国際トーナメント/優勝
- Aクラス国際トーナメント/3位
- 全ロシアスポーツサンボ選手権/3位
– コンバットサンボ –
- 世界コンバットサンボ選手権 100kg超級/優勝
- 世界サンボ選手権 コンバットサンボ 100kg超級/優勝(’02.’05.’07)
- 世界サンボ選手権 コンバットサンボ 100kg超級/3位(‘08)
- 全ロシアコンバットサンボ選手権/優勝
- 全ロシアコンバットサンボ選手権 100kg超級/優勝(’05.’08.’09)
- ロシア大統領杯 100kg超級/優勝
以上が、ヒョードル選手がこれまで獲得してきたタイトルの数々になります。
総合格闘技だけでなく、柔道やコンバットサンボなどにおいても“優勝”を成し遂げてきています。
まさに“最強の格闘家”の名の通りの実績を上げてきています。
「60億分の1の男」の異名があるように、ヒョードル選手はまさに人類最強の男であることがわかります。
2019年12月29日(日)は、
『 ヒョードル選手 vs ジャクソン選手 』
の一戦から目が離せそうにありません。
コメント