プロ野球選手への第一歩である「ドラフト会議」
2018年ドラフト会議でも高校生・大学生・社会人がプロへの階段を登り始めました。
しかし、このドラフト会議でプロへの切符を手にできるのは限られた人数だけです。
プロの世界への扉は非常に狭く、厳しい世界です。
そこで、プロ野球選手を目指しプロへの切符を手に入れようとしている2019年のドラフト候補選手をみていきたいと思います。
今回は社会人野球のJX-ENEOSに所属する小林遼選手についてみていきたいと思います。
キャッチャーとしてピッチャーやチームをまとめる大事なポジションを務める小林遼選手はどのような選手なのでしょうか⁉︎
経歴や特徴などからみていきましょう。
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ドラフト2019候補JX-ENEOS小林遼経歴
小林遼(こばやし りょう)
- 【生年月日】1995年5月27日
- 【出身】秋田県秋田市
- 【身長/体重】173cm/78kg
- 【ポジション】キャッチャー
- 【投打】右投左打
【経歴】
- 潟上市立天王小学校:天王ヴィクトリーズ
- 潟上市立天王中学校:秋田潟上シニア
- 仙台育英高等学校
- 富士大学天王
- JX-ENEOS
小学校6年生の時に「楽天ジュニア」入りを果たした小林遼選手。
天王中学校に進学した小林遼選手は、秋田潟上シニアに入部します。
中学2年生の秋には東北選抜チームに選出され台湾遠征を経験。
その後、名門・仙台育英高校に入学した小林遼選手は1年秋から控えキャッチャーとしてベンチ入りを果たします。
高校2年秋に新チームのキャッチャーの座を掴んだ小林遼選手。
6番・キャッチャーとして神宮大会に駒を進めました。
そして3戦を戦い2安打5打点の活躍をみせた小林遼選手は神宮大会初優勝に大きく貢献されました。
準決勝では右ポール際に先制の3ランホームランを放ち活躍。
高校3年春には選抜に出場した仙台育英高校・小林遼選手。
3試合を戦い5安打ホームラン1本を含む、打率.385という好成績を残しました。
小林遼選手の活躍もあり12年ぶりとなるベスト8入りを果たしました。
春の選抜初戦で3安打をマークした小林遼選手。
3回戦でライト前ヒット、準決勝でセンターへのヒットを記録し戦った3試合全てで安打を記録。
その後、小林遼選手は腰痛のアクシデントに見舞われたため、6月に開催された東北大会は出場できずメンバーからも外れました。
高校3年生最後の夏の予選大会で復帰した小林遼選手。
予選会3回戦では、3安打3打点の成績を残し見事甲子園の切符を手にしました。
甲子園では全2試合を戦いヒット1本を放ち4つの四球を記録。
楽天・ヤクルト・広島などのスカウト陣から注目をされていた小林遼選手はプロ志望届を提出。
しかし、結果は指名漏れとなってしまい大学進学の道を選びました。
富士大学に進学した小林遼選手は1年秋からリーグ戦に出場します。
2カード目の2回戦からスタメンマスクをかぶり活躍。
神宮代表決定戦決勝戦ではソロホームラン・適時二塁打などを放ち大活躍。
その後、大学4年生春からチームのキャプテンとしてチームをまとめていきました。
リーグ8連覇の実績を残し、正捕手としてピッチャー陣もしっかりまとめていきました。
小林遼選手は2年秋・4年春と2度の捕手ベストナインのタイトルを獲得。
大学7シーズン62試合に出場した小林遼選手は打率.296、55安打35打点を記録し14本の長打と3本のホームランの成績を残しました。
大学4年間で全国大会春・秋合わせて6回出場しました。
国際大会には「日米大学野球」と「ユニバシアード」に出場。
2大会で12試合中6試合に出場しましたが不本意な成績に終わり、悔しい結果となりました。
その後、都市対抗野球最多の優勝11度を誇る社会人野球・JX-ENEOSに進みました。
社会人で磨き直し「ドラフト1位でプロへ行く」と決意し、ドラフトへ向け自身を磨き直しています。
今後の小林遼選手の活躍から目が離せません。
ドラフト2019候補JX-ENEOS小林遼 評価
次に2019年ドラフト候補である社会人野球JX-ENEOS所属の小林遼選手の評価・特徴をみていきましょう。
甲子園も経験され、大学時代にも国際大会・全国大会を通じて力をつけている小林遼選手とはどのような選手なのでしょうか!
JX-ENEOS小林遼選手は身長173cm、体重78kgの小柄ではありますが強肩強打が魅力の左打ちキャッチャーです。
北東北リーグでは小柄ながら鋭く振り切るスイングで、通算3本塁打を放つ左の強打者として知られていました。
大学1年秋からキャッチャーのレギュラーを掴み活躍します。
4年春からはキャプテンとしてチームをまとめリーグ戦8連覇を達成。
仙台育英高校時代には甲子園にも出場しパンチ力も披露している小林遼選手。
ピッチャー1人1人の持ち味をしっかり引き出すリードで投手陣を支えています。
遠投100mを誇り、スキを逃さない牽制球は相手チームにとっては脅威となります。
二塁送球1.9秒~2秒前後の強肩も大きな武器の一つです。
ドラフトに向け送球の精度が一つ課題として上がっています。
課題を克服しレベルアップした小林遼選手は日本を代表するキャッチャーの1人になりそうです。
今後のJX-ENEOS小林遼選手に注目が集まります。
JX-ENEOS出身プロ野球選手
最後に社会人野球JX-ENEOS出身のプロ野球選手をみていきたいと思います。
都市対抗野球で最多となる11度の優勝をしているチームからどのような選手がプロで活躍しているのかみていきましょう。
田澤純一(たざわ じゅんいち)
- 【生年月日】1986年6月6日
- 【投打】右投右打
- 【ポジション】ピッチャー
- 【ドラフト】2008年アマチュア・フリーエージェント行使(MLB)
【経歴】
- 横浜商科大学高等学校
- 新日本石油ENEOS
- ボストン・レッドソックス (2009~2016)
- マイアミ・マーリンズ (2017~2018)
嘉弥真新也(かやま しんや)
- 【生年月日】1989年11月23日
- 【投打】左投左打
- 【ポジション】ピッチャー
- 【ドラフト】2011年ドラフト5位
【経歴】
- 沖縄県立八重山農林高等学校
- ビッグ開発ベースボールクラブ
- JX-ENEOS
- 福岡ソフトバンクホークス (2012~ )
高梨雄平(たかなし ゆうへい)
- 【生年月日】1992年7月13日
- 【投打】左投左打
- 【ポジション】ピッチャー
- 【ドラフト】2016年ドラフト9位
【経歴】
- 川越東高等学校
- 早稲田大学
- JX-ENEOS
- 東北楽天ゴールデンイーグルス (2017~)
糸原健斗(いとはら けんと)
- 【生年月日】1992年11月11日
- 【投打】右投左打
- 【ポジション】内野手
- 【ドラフト】2016年ドラフト5位
【経歴】
- 開星高等学校
- 明治大学
- JX-ENEOS
- 阪神タイガース (2017~)
若林晃弘(わかばやし あきひろ)
- 【生年月日】1993年8月26日
- 【投打】右投左右打
- 【ポジション】内野手
- 【ドラフト】2017年ドラフト6位
【経歴】
- 桐蔭学園高等学校
- 法政大学
- JX-ENEOS
- 読売ジャイアンツ (2018~)
JX-ENEOS出身のプロ野球選手には最近のドラフトで入団した選手が多いですね。
また、田澤純一投手はアマチュア・フリーエージェントを使いメジャーリーグで活躍されています。
小林遼選手も田澤純一選手のように世界でも活躍できる選手になってほしいですね。
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